【攻略】一つではない…!?レーシックの”種類”を一気に整理します。

レーシック知識武装

この記事を読んでほしい人…

  • レーシックをしようか迷っている人
  • レーシックをすることを決めているが、ベストのプランを模索している人
  • レーシックをする予定でいろいろ調べたが、様々な用語が出てきてよくわからなくなってしまっている人
この記事を読んで...
・レーシックの種類の全体像を掴むことができる!
・最適な方針を決めることができる!

一言で「レーシック」といっても様々な”種類”が世の中にあります。

そしてそれらは病院毎や機器によって呼び方が異なっていたりします。

それらを一元的に見ていきましょう!

ざっくり分けると…

レーシックをざっくり、分かりやすい表現で分けると以下のように分類できます。

カテゴリよく呼ばれている名称
①スタンダードタイプスタンダードレーシック
イントラレーシック
コンベンショナルレーシック
②カスタムタイプカスタムレーシック
ウェーブフロントレーシック
スーパーレーシック
カスタマイズレーシック
オーダーメイドレーシック
iLASIK
iデザインレーシック

「よく呼ばれている名称」の中に、皆さんが見聞きした名称は入っていましたか?

(他にもまだあるかもしれませんが。。)

意識をすればいいのは2つのカテゴリであって、カテゴリの中では厳密には細かな違いはあるかもしれませんが大きくは変わりません。

それぞれ、どのような”種類”のレーシックなのか、見ていきましょう!

①スタンダードタイプ

その名の通り、「スタンダード」なタイプ。歴史的にも長いですね。

特徴、メリデメについて見ていきましょう。

【特徴】
・一般的な視力検査データ(近視・乱視・遠視など)をもとに角膜を削る。
・目の「平均的な」形状モデルに基づいた矯正を行う。

 ≪メリット≫

・手術費用が比較的安い(カスタムタイプより5〜10万円ほど安価)。

・角膜の切除量が少なくて済む。

 ≪デメリット≫

・目ごとの微妙な「収差(光のゆがみ)」を補正できず、夜間の光のにじみ(ハロー・グレア)が起こるリスクが高い。

・視力の「質」がカスタムタイプよりやや劣る場合がある。

要するにメガネやコンタクトレンズと同じ原理です。

メガネやコンタクトって、度数は一様ですよね。

目の場所によって度数の強さが異なるメガネやコンタクトレンズは私の知る範囲では知りません(乱視用とかはありますが。)

それと同じで、目全体の矯正量(≒切除量)を一様に決めて切除します。

次のカスタムタイプはそうではなく、目の場所によって矯正量を細かく調節して視力を治していきます。

②カスタムタイプ

個人個人の目に合わせてレーザーのあて具合を”カスタム”するタイプです。

現在病院で勧められるのはほとんどこちらなのではないかと思います。

下の特徴を見てもらえればわかる通り、強いです笑

【特徴】
・一人ひとりの眼の「高次収差(光の歪み)」まで測定して矯正するタイプ。
・眼の光学特性を3Dマップで解析し、オーダーメイドで角膜を削る。

 ≪メリット≫

・視力の「質(見え方の鮮明さ)」が高い。夜間でもクリアな見え方になりやすい。

・ハロー・グレアなどの副作用が少ない。

 ≪デメリット≫

・費用が高い(スタンダードより+5〜15万円程度)。

・極端に角膜が薄い場合などは適応できないケースもある。

目の場所によって細かく切除量を計算し、矯正してくれるものです。

別記事で書いているいわゆる「高次収差」を抑えてくれる働きがあります。

要するに、メガネやコンタクトレンズ“よりも”クッキリ!

ということになります。理論上は。

カスタムタイプ、強いですねー。

ただ私の場合はスタンダードかカスタムか、とても迷いました。

理由は次の章で!

結局どっちがいいのか!?

一部の人を除いて、基本的には

②カスタムタイプでいいのでは。

と思います。

気を付けるべき人は、

近視が強い人。

カスタムタイプにすると切除量は増えます(減りますみたいなことを書いているサイトもありますが、増えます。もう一度言いますが、増えます。)

となると、別記事で触れましたが、

ケラトエクタジアの危険が高まります。

それを避けるために、あえて①スタンダードタイプを選ぶという選択肢はありです。

私がまさにコンタクトの度数が-5.5D~-6.0D付近で近視が強い部類だったので非常に迷いました。

(結果的にカスタムタイプを選択しました)

ただそこでドクターに言われたのは、スタンダードもそれなりに見え方の質はいいということです。

確かにメガネやコンタクトレンズの見え方と同じようなイメージを持ってもらえればわかると思いますが、全然よく見えますよね。

また、別の観点からの考え方もあり、、

「切除量が増えると高次収差増える

ということ。

ん…?

そうです、矛盾が生じています。

カスタムタイプを選んだ場合、

「切除量の微調整により高次収差は抑えられるが、一方で切除量は増えて高次収差が増える」

・・・減るの?増えるの?どっちやねん。状態になります。

その分岐点は正直ドクターでもわからないと思います。というかやってみないとわからない領域だと思います。(しかも2回できるわけではないので、やって正解だったかどうかもわからない。決めの問題。)

なので、ちょっととっ散らかってしまいましたが結論こうです!!

【皆さんに留意いただきたい点】
・軽度近視(0~3.0D未満):どうぞカスタムタイプで!
・中等度近視(3.0D~6.0D未満):「もともとの角膜の厚さ」と「切除量」を加味して迷いましょう!
 ※別記事にしようと思いますが、切除後の角膜の厚さがどれくらいあれば安全かの目安があります。私は500μm以上残せるように切除をしてもらいました。

・高度近視(6.0D以上):どうかレーシックはしないでください。切除量が増え、見え方の質は低いです。ICLのほうが断然ましです。

以上!

知識武装していきましょう!

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